追悼ツアー三日目の朝20160312_001歌津ロッジ「縁」から見える朝日です。

早朝04:30に起床し、来年の漁師カレンダー作成の為、馬場中山地区漁港からワカメ刈取り撮影の為乗船、朝日の中沖合に進みます。FullSizeRender306:00出船の為、ロッジを出発。我らがカメラマン、スタッフS・Kさんを高倉荘で05:30にピックアップし港に向かいます。FullSizeRender4S・Kさん、漁師さんの「船酔いしね~が」の心配をよそにシャッターを切りはじめます!FullSizeRender5船主のT・Sさん以外に二名の漁師さん、比較的このあたりでは大きめの船です。(この帽子必要ですね、私はつば付なので飛ばされそうです)。FullSizeRende7r

この方がT・Sさん、逆光なのでわかりにくいですが、笑顔の素敵なオジサマです。津波で漁船を全て失った地域復活の為、北海道迄出向き中古船を購入し、レーダーもない真っ暗な荒れる津軽海峡をわたりこの港まで運んできた話は有名です。FullSizeRender6朝日を浴びながら約2時間の作業、船上はワカメで一杯です、因みに私は切り取ったメカブをトン袋と言われる大きな袋に詰める作業をしておりまして、流石に腰にきます。約2t重の船上運搬でした。・・参加者さん達は朝食を済ませ、早々と寄木漁港へと移動しメカブ削ぎの作業を開始していました。0692FullSizeRender4FullSizeRender1FullSizeRenderこの光景、この時期どちらの浜でも見受けられる春の風物詩。しかし港近くには漁師さんの住居はなく、高台や仮設住宅から車で通う日々です。ワカメ収穫は人手のいる仕事、こんごも沢山の応援が必要です。3FullSizeRender若手漁師Y・Hさん、H宅の跡取り漁師です。andイケメン漁師、そしてお肉が苦手です。FullSizeRender8Y・Hさん宅のワカメボイル作業、手前の水槽で一気に冷やします。この時期のワカメは早生わかめ、量は少ないですが、柔らかく今年は比較的高値で取引されているようです。073午前の仕事を早めに切り上げ、作業小屋に移動、ワカメ芯抜きのお手伝いに移ります。6FullSizeRender写真左から、K・Kさん、大阪支部長M・Kさん、同じくT・Hさん、参加者S・Iさん5FullSizeRenderワカメの袋詰め作業、参加者K・Sさん、S・Hさん、M・Mさん、K・Oさんの面々7FullSizeRender手前左、R・Kさん、奥のオレンジ姿は常連Y・Tさん、そのお隣はK・Kさんです。今回は昼食を作業小屋で頂き、そのまま作業を続行します。FullSizeRender11

二升のご飯があっと言う間になくなり、40人分のカレーライスを平らげた皆さん!!M・Mさんは辛い辛いと言いながらもお代わり(笑)

作業時間も終わりに近づき、早めにお帰りになる方々がおられたので、出発前に集合写真(Hさん宅不在の為Y・Hさんのみ参加)079そしてH宅面々帰宅(キクイモかりんとうを持参してくれたさんさん館A・Aさんも・前列中央)・・当主K・Hさんは不在です。080女性の方々は歌津ロッジでお着替えをして頂き、バスに乗り込み東京へ帰ります。(男子は作業小屋・笑)

帰りの常磐道、三郷近辺の渋滞も近づくにつれ解消し、無事東京へと皆様をお連れしました。FullSizeRender12追加写真  3月11日が誕生日の参加者T・Nさん20160310_047037「南三陸あったらもん再生委員会」の説明に来て頂いた、A・Aさん・・・かりんとうの評判上々です!! 0575年前、歌津大橋のたもとで壊れたままの道路標識078カレーライスのお代わり、お代わり(写真中央はK・Iさん)!!FullSizeRender10大阪支部長M・kさんが神戸でのイベントの際、フェローズウィルの素敵な色紙を作って頂いたそうで、歌津ロッジ「縁」に飾ることにしました。

第4回追悼ツアー、多くの参加を頂き有り難うございました。とてもよい供養ができたものと思いますし、参加者の方々も「忘れない」「伝える」「人と自然」を強く意識して下さり、想いを共有できたのではないかと感じました。

いつか、またお会いしましょう。感謝                                    完