12月18日 一通のメールが上山八幡宮の工藤さんから届きました「とても急なお願いで無理を承知でメッセージ致します・・」と、上山八幡宮での大晦日のお手伝いに毎年来られている北九州の団体さんのスタッフが不足し、手数が足りない・・私どもは沢山の方々にこの依頼を伝えました。年末年始、仕事の方、家族や親御さんと過ごされる方、皆忙しいものです。001写真はライトアップされた八幡宮本殿

この依頼に関西から3人、関東から6人、東北から1人の方々が参加され、皆さん自力で現地に集合し、そのうち2人は前日から現地入りし、他の団体の方々と協働で活動を開始して下さりました。炊き出しの準備、八幡矢やお守り販売、絵馬書きの勧め等の準備、そして NHK「ゆく年くる年」の取材放映の為、現地入りされていたスタッフの方々へのケアや駐車場や篝火の管理等のお手伝い。007今年の4月1日で丸5年になる支援活動です。写真の先に防災対策庁舎跡を観ることができます。003思えばつい二週間前にはクリスマスのイベントを歌津・伊里前で行い、一週間後には又この町を訪れる予定としています。単発ではなくずっと継続し続けることを体現しています。とかく綺麗ごとと自己満足が横行しやすい支援活動ですが、私達は「主役は現地の方々、目立たず黒子になりきる」事を主眼に地道に活動を継続しています。__ 2写真の切り子ハガキに貼られた鳥の切子の意味は「左が支援される方々、右が支援する方々で、それが一つの円になっている」だそうです。

昨年10月、上山八幡宮の宮司さん(工藤さんのお父上)が突然逝去されました、この年末の依頼はその宮司さんから呼ばれたのではないのかなと思っています。帰京後このようなメッセージが届きました「このたびは本当にありがとうございました。秋祭りに加え、年末年始という、神社にとっても一年で最も大きな神事の両方に携わっていただき、神さま方が皆さんの存在を特に愛おしく思われているような気がしました・・・」__ 1

沢山の方々が参拝され、沢山の笑顔を見ることができました。後を継いだ宮司さん(旦那様)が「こんなに参拝客が来て下さったのは初めてです、先代の宮司さんが賑やかなことが好きな方だったので、たぶん喜んでらっしゃるでしょう」、、良かったですね。

 神事である元旦祭とその後の直会(なおらい)に地元の氏子さんと一緒に参加し、元旦祭では玉ぐしを奉じ、彼の地の安泰を祈願し、活動を続けてこられたことに感謝の気持ちを伝え、直会では神人共食の時を過ごしました。 活動をさせて頂いている者として、現地の神々と寸時ではありますが、時を共にさせて頂きました事は幸せでした。

NHKの撮影機材が撤去され、照明が落とされ暗くなりかけたところに篝火を灯し、本来の八幡宮にもどりました。深夜03:00から3時間程仮眠をとり、朝の参拝客受け入れの準備をします。__ 2-1仙台出身、関西から駆けつけてくださったT・Hさん(用事があり、早めにお帰りになりました)__ 4-1巫女さんは本部スタッフA・Kさんと関西支部スタッフK・Kさん。

参拝の方々は後を絶つことなく、夕方16時頃まで続きました。皆さんお疲れ様です。一緒に活動されたFKarmsさんからも後日  「いや~フェローズさんは良い人達ばかりだった、別団体とのコラボは問題も起きることもあり心配していたが、まったくその様なことはなく、皆代表と同じ波長をもった良い人ばかりだった」と。、、、大人の団体ですから、弁えることや、目立つことなく出来るのだと思っています。

いつも漁業支援でお世話になっている寄木漁港の漁師K・Hさんより牡蠣200個以上の差し入れがあり、夜中は牡蠣汁、朝は蒸し牡蠣にして美味しく頂きました。有難うございます!!__ 5-1工藤さんからのメッセージの最後に「また今年も、どうぞご縁がありますように」 と記されていました。       完

追加写真__ 1-1__ 3-1年末31日から年始1日にかけ、駆けつけて下さった皆さんに感謝します。