第21回フェローズウィルボランティアツアー その③

最終日の作業も終了に近づき、皆さんで集合写真21-66

皆、良い笑顔です。

いつか、居残りした参加者さんが曰く「皆さんが帰った後の港は淋しく、静かでした。いつもこの静けさの中で現地の皆さんは作業されているのですね」と・・・。四年七か月という時の経過とともに変わる世相、でもここは変わらぬ現実が続いているのです。 皆さん、是非この現実を再度見直してみませんか?

さて、今日の昼食は歌津にあるお寿司屋さん「竜巳や」さん、地元の人も一押しのお店です。お一人の天丼を除いて皆さん海鮮丼 いずれも美味しく、天丼を注文した方は「こんな美味しい天丼生まれてはじめて!!」とのこと。・・乞うご期待です。21-67写真手前右 天丼ご注文のSさん、海鮮丼お先に頂きま~す。

昼食時、スタッフは次回都内他での南三陸物産販売の為に、新しくオープン予定の「歌津小太郎」店舗とその商品を販売している「みなさん館」の視察を行いました。着替えを早々にして、今日行われる泊浜に建てられる作業施設の上棟式に参加させて頂きました。いつも作業で一緒になる地元の美しいオバサマ達と共に、撒かれる紅白のお餅を頂きました。21-43嬉しい、うれしい加工作業施設の再建です。21-68笑顔・笑顔が溢れています。21-70嬉しい出来事だったので、写真大きくしちゃいました。笑

で、沢山のお餅をお土産に泊浜を出発し、さんさん商店街でお買い物です。21-72防災対策庁舎でお焼香。防災を語り継ぐ「もの言わぬ語り部」21-76戸倉中学校跡には毎回参加者さんをお連れして、自然の驚異を身を持って感じて頂きます。21-75私達の活動は「わすれない」「わすれさせない」ことを現実のタイトルの一つとしていますが、このような大きな自然災害があったことを忘れてはいけないですし、そして災害が身近なものになってきたという事を伝え続けなければならないとの想いをさらに強く感じています。沢山の団体が「東日本大震災」というテーマだけに固執し、そして残念なことに自らの活動事業化としています。でも私たちは多くの犠牲になった命の為にも二度とこのような惨禍を繰り返すことなく、大事な人を守る為にも自然の驚異に対する人の驕りや忘却に警鐘を鳴らし続けなければならないと思うのです。

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写真おまけ21-65参加者K・Mさん・・21-69ご夫婦で参加のKさんご夫妻・・お餅こんなに頂いちゃいました!!21-12寄木ドロップです・・21-18朝焼け

 

皆さんまた会いましょう。