第12回ボランティアツアー 活動を終え、宿泊先で着替え参加者さん達はさんさん商店街にて食事&お買いもの

その後、南三陸防災対策庁舎跡を訪問します。33もう何回訪問したことでしょう、周りが嵩上げ工事で変貌していく中、この建物跡は変わらぬまま立ち続けています。今被災地では変るもの・変わらぬものが現われ、変わるものは自ら発信し、変わらぬものは発信することが出来ないように感じます。34戸倉中学校の時計は止まったままです、地震があり、その二分後の停電で止まった時計は、その時を止めたままです。校庭には仮設住宅が広がり、なにも変わらぬ光景が広がる一方、戸倉集落跡では大規模な嵩上げ工事が着々と進められています。35しかしながら、道路からはこの仮設住宅の光景を観る事は出来ません。被災地の光と影、それをあらわしているような光景です。 石巻大川小学校が大きくクローズアップされ、この戸倉中学は殆ど報道されることはありません、生徒さん1名先生2名がお亡くなりになっており、先生他の誘導で多くの生徒・町民が校内2階に避難し助かったこの場所も大事な教訓として取り上げて頂きたいものです。

今回も参加者の方々に感謝し、ツアーを無事終えることが出来ました。  完