第12回ボランティアツアー、３月に入り二回目のツアーが3月20～22日で催行しました、常磐自動車道を走り南三陸町に向かいます。
高速道路上に線量計が設置され、いわき市を過ぎた辺りから線量が高くなるのが視覚的にわかります。
廻りは無人の町、時折走る、工事関係車両、防護服を着て除染作業にあたる方々が見受けられます。「これはあってはならぬこと」と強く感じる瞬間で、「絶対」はこの世にありえないことだと思い知らされる光景です。車中の参加者さん達も車窓より無言で光景をみていました。ならはＳＡに立ち寄り小休止、Ｊビレッジ近くという事もあり、サッカー日本代表やザッケローニさんの「足型」があります。
写真は参加者Ｍ・Ｓさんです。山元町で高速道路を一旦降り、コンビニでお弁当若しくは近くのファミレスで食事を取って頂きます。近くの古道具屋さんがきになりました・・・。今回はワカメ収穫作業支援です、いつもなら立ち寄る震災遺構には寄らず、南三陸町に直行です。
日の光にワカメが輝いています。
写真 参加者Ｎ・Ｔさん、甥のＴ・Ｆさん（Ｎ・Ｔさん、私たちは師匠と呼んでいます。心強い援軍です）
写真 手前Ｔ・Ｓさん 後方左から Ｍ・Ｓさん、Ｎ・Ｏさんです。
写真左 参加者のＫ・Ｔさん、既に前のりして現地小屋でもくもくとワカメ芯抜き作業中でした。芯抜きはベテランのお仕事です。
もう一人現地前のりのＹ・Ｔさんです。作業を終え、歌津伊里前の「歌津大橋跡」に向かいます。
津波で崩落した道路標識が四年経ったいまでも、道端に放置されたままです、伊里前商店街は写真上嵩上げされた場所に今年暮れに移転するということです。
宿泊先高倉荘で食事とＤＶＤの観賞、、、そして朝を迎えます。多賀城市から参加されるＴ・Ｉさんがお見えになり、ブリーフィング。（写真 青いツナギがＴ・Ｉさん）
さて、出発です。本日は第三回あったらもんの出荷日（あったらもんとは・・・地元の方々とのコラボ事業で海と山のものを注文に応じて出荷します）。スタッフは全員入谷にある、さんさん館に集まり、午前中の時間を利用し作業開始、その間ワカメ作業はN・ＴさんＹ・Ｔさん、Ｋ・Ｔさんにお任せ致しました。
写真左 スタッフＳ・Ｉさん、伝票チェック中のＭ・Ａさんです。
写真は詰め合わせの商材です。桑茶・ばっけ味噌・梅干し・凍み餅・新春ワカメ等々です。昼迄に作業を終え作業小屋で昼食です。じいちゃん・ばあちゃん特製の「牡蠣汁」が振る舞われます。
４～５月あたり、この牡蠣が一番おいしい時期を迎えます。
写真右 手前二人目から参加者Ｎ・Ｎさん、Ｙ・Ｕさん お二人仙台から早朝の到着です。
続く
