第8回フェローズウィルボランティアツアー ③

夜が明け、朝日が眩しいさんさん館の校庭(やたら足が長い・・笑)9-19出発の準備に追われる、スタッフIさん9-20本日はこのさんさん館脇にある、菊芋の収穫です、一昨年の種植えから始まり、二回目の収穫作業・・・結構体力使う作業です。21さんさん館理事で農業の達人 K・Aさん(薄緑のツナギ)さんのトークは皆を和ませ、楽しませてくれます。初めてお会いしてからもう三年以上経つのですね・・これからも宜しくお願いします。22さて、参加者さんのお一人が寄木地区のT・Cさん宅にご挨拶に伺いたいとのことで、お連れしました。カレンダー企画担当スタッフS・Kさんは写真撮影に協力して下さった漁師さん宅へカレンダーのお届けに伺います。

カレンダーをお届けし、T・Cさん宅へお迎えに行ったところ、なんと参加者M・Aさん獲れたてのアナゴを捌いておりました。34心配そうに眺めるT・Cさん(写真右)33南三陸のアナゴはとにかく大きい、なかなか市場には出てはきませんが、白焼き、かば焼きに油がのって最高です。(写真は釣り師で大工さんで、捌きの先生)・・・でM・Aさん帰京後、さっそく調理しご馳走に変身しました。30M・Aさんをピックアップし、皆が待つさんさん館へ戻ります、着替えを済ませ集合写真。23やはり男性はお一人です・・笑  ここで唯一の男性T・Iさんとお別れです。(これから石巻の長面地区にお住まいのご友人を訪ねるとの事でした・・又お会いしましょう)25震災遺構として取り壊しか、残すのか・・思惑と将来とが絡みついた防災対策庁舎・・県が催した有識者会議の決議:満場一致で「残す」事が決まったとの話が耳に入ってきました。ツアーの度この防災対策庁舎についての話をさせて頂きますが、これからは少し内容を加えた話ができそうです。263年8か月と18日前、あの巨大な津波が町を襲い、八幡川の上流にあった鮭の孵化場から乱暴に放り出された稚魚達、はたして戻ってくるものなのか・・・その八幡川につがいでしょうか二匹の鮭が産卵の為戻ってきていました。自然の驚異と偉大さと、戻ってきた鮭への愛おしさからか、川面を眺める参加者の皆さんは言葉を失っていました。

同期間この町に「ビン笛奏者」が訪れておりました、ビン笛ラ・マーズさん達は私どもと行動を共にする”フェローズの方々です。今年からは私たちがラ・マーズさんの活動を下支えすることで、活動を継続して頂くことにしました。津山仮設住宅・戸倉の自然の家・南三陸ポータルセンター・やすらぎ荘・桝沢仮設住宅と演奏訪問をされました。2928-1さんさん商店街で買い物・食事そして南三陸を後にし、バスは東京に向かいます。車中で今冬収穫される「間引きワカメ」のネーミングを各参加者に考えて頂きました。結果「今だけ! ベビーわかめ」と決定致し、次の出荷からこのネーミングです。

おまけ写真:高倉荘おかあさん(手編みの緑帽子がお似合いです)389-29上品の郷で展示されてる、津波で破壊された国土交通省の車と、道路標識とIさん。9-1販売される品物も数が増えてきました。牛タンと鯨缶。

皆様又お会いしましょう。