11月15・16日の両日、東京港区にあるPF社様の企業ボランティアのコーディネートをさせて頂きました。

個人のボランティアが減少するなか、このような取組を継続される企業様には心から感謝するばかりです。

東京駅を10:40分の新幹線に同乗し、コーディネートの始まりです。仙台駅に到着し、関西からお見えになる方々を仙台空港でピックアップし松島海岸へ向かいます。松島は松尾芭蕉の俳句にもうたわれた、風光明媚な観光地です。湾内には多くの島々が浮かび、それが自然の防波要害となり震災時大きな被害を受けずにすんだ所です。

瑞巌寺訪問・・10年ぶりです。笑 PF3PF21瑞巌寺での時間を過ごし、参加者の方々と共に石巻大川小学校へ移動、視察、そしてお焼香をして頂きました。

PF20

寒い寒い 大川小学校、震災当日のお話をし、検証と教訓について説明させて頂きました。バスは時間の関係もあり三陸道経由で南三陸町に入ります、宿泊先の泊崎荘に着いた頃にはとっぷりと日は暮れていました。

明日は開口だぞ!!っていうSさん、Tさんからの電話・・浜の漁師さんは全て朝からアワビ漁にでます、今年最初の開口です。

と言うわけで明日の作業は歌津寄木での「わかめ種挟み」チームと入谷での「菊芋収穫」チームの活動と相成りました。

PF4PF5PF6朝09:00頃に鮑漁に出ていた船が続々帰港してきます、鮑の計量や箱詰めを手伝い、終了次第種挟み作業の開始です。

PF14さて、入谷では黙々と菊芋収穫の作業です。

PF16PF19

PF17

午前中の作業を終了し・・伊里前商店街にて昼食(海鮮丼49個)人数分一斉に提供するのは至難の業 幹事の方々にもおさんどんのお手伝いをして頂き、無事ご馳走様となりました。

集合写真PW23今回は関東・関西から総勢49名のツアー参加を頂きました。

後日頂いたメールの一部をご紹介させて頂きます。

「2日間のコーディネート、本当にありがとうございました。日常では窺い知れない被災地の現状を改めて知ることができ、

参加者からも良い経験になったと感想を頂けました。

アワビ漁の件は唐突の事で驚きましたが、臨機に対応して頂き、全員が活動に従事出来たので、とても満足です。

菊芋掘りも、日頃土に触れる機会も少ない事からなかなか好評でした。

また東北地方でのボランティア活動を行う機会の際にはお世話になれればと思いますのでその節はよろしくお願いします。」

PF株式会社のご有志の皆様、ご担当様心から感謝申し上げます。                    完