第6回ボランティアツアー　漁業支援＆上山八幡宮宵宮祭他　④

第６回フェローズ・ウィルボランティアツアー　④

9月15日ツアー最終日、歌津寄木での作業班、上山八幡宮での稚児祈祷着付け担当班に分かれ、現地へ向かいます。震災から三年半、私どものボランティアツアーには「初めて被災地を訪れる」方々が後を絶ちません。かの地へ想いを寄せ、何度も参加して下さる方、初めて参加される方、年齢も様々です、この三日間で皆さんが仲間になれるのも、共通の同じ想いを持たれているからでしょう。（写真は着付けの合間に「冠」をつけてのポーズ　左からＦさん、Ｋさん）

歌津寄木班：寄木漁港の港は一本の道で繋がっています、台風前の大雨で土砂崩れが発生し、港は寸断されてしまいたした。今冬のワカメ最盛時が心配です。Ｔさん宅でのロープの寄り戻し、Ｍさん宅でも寄り戻し、Ｈさん宅ではホタテのピン差し、お向かいのＨさん宅では談笑会・・笑

台湾から日本に留学し、初めて被災地を訪れられた、Ｋさん写真左、中央はＡさん、左はＨさん宅　ばあちゃんです。

寄木班面々の集合写真です、、写真中央（黒ポロシャツ）地元多賀城市からこの時期必ず来てくださる、Ｉさんです（海の事がとても詳しい方です）さて、上山八幡宮での稚児祈祷班はどうなっているのでしょう。毎年小学校にあがる前の子供達が、写真のいでたちで町をねり歩いたそうです。いまはその町もなく、でもせめて祈祷だけでも行う事とし毎年行われる行事です。写真：着付けをする参加者　左からＫさん、右がＦさんです。男の子も凛々しく・・着付け担当は地元の着付け指導の方着付けが終わると、頭に「冠」が乗せられます、地元の奥様達と・・・着付けが終わると本殿で祈祷を受け、この様に晴れがましい姿で皆の前に現れます・・皆拍手でお出迎えです。

さて、着付けを担当をして頂いた女性参加者の方々・・「冠」に大いに興味を持たれたようです。

写真　着付け経験者　Ｋさん、冠がお似合いのKさん上、Ｓさん下

本日のベストスマイル・・Ｋさん

稚児祈祷も昼過ぎには終了、全ての行事が終了です・・これから後片付け作業を開始します。

大きな幟旗を台から外して、幟を巻き取り、竹は本殿下に収納（これは相当重く、竹の元を持つひと、先を持って収納するひとの息が合って無事終了）。鳥居に付けられた照明を外し、篝火を片づけ・・写真手前Ａさん、鳥居を見上げているＧさん（福岡から）

手が届かないので肩車・・してるのがＧさん、されてるのがＫさんです。笑

後片付けも滞りなく終了し、先ほど着付けで使用していた処で着替えをして頂き、皆で集合写真肩車はＹ君、してるのは参加者Ｍさん！　禰宜さんＭ・Ｋさんより「こんなに一生懸命で、統率がとれ整然とお手伝いしてくださり有り難うございます」との事、後日「上山八幡宮の工藤真弓です、先日は、秋祭りのお手伝い、本当にありがとうございました。おかげさまで美しい祈りの玉が満ちたお祭りとなりました。感謝をこめて申し上げます」とのメッセージが皆さんに届いております。