もう数か月前に読んだ話なので

もしかしたら間違っているかもしれません。

間違っていたらすみません。

しかも語彙が乏しいのでちゃんと伝わらなかったら更にすみません。

 

それは某雑誌の読者投稿を元に漫画化したものでした。

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投稿者である彼女は学生時代に修学旅行で広島を訪れました。

平和資料館を見学して屋外に出た瞬間

彼女はとてつもない光を感じました。

太陽にしては眩し過ぎるその光を怪訝に思った彼女は

その光の元を探しました。

 

光は原爆ドームの真上から放たれていました。

 

それから数年後、社会人になった彼女は再び広島へ。

あの光はなんだったのか・・・

彼女は再びあの場所を訪れました。

 

するとやはりあの時と同じ様に

例の光が原爆ドームの真上から放たれていました。

けれども前回と違っていた事が一つ。

光の眩しさが少し和らいでいたのです。

 

光を見つめながら彼女はその正体を感じました。

― あの光はあの日一瞬で全てを奪ったあの光。

― その瞬間に全てを奪われてしまった人々が最後に感じた光。

 

原爆ドームには多くの人々が日々訪れ、

犠牲になった人々の為に静かに祈りを捧げます。

 

光が前回より和らいでいたのは、

多くの人々の祈りがその光(犠牲となった人々の想い)に伝わったから。

確信する様に彼女はそう感じました。

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この先も多くの人々が犠牲となった人々に祈りを捧げ、

光が更に和らぎ、浄化していく事を感じながらその話は終わりました。

 

これは広島のお話です。

けれども、この話を読んだ時

気持ちが少し救われた気がしました。